ベックマン・デザインスクールの同級生であるリサ・ヴィデンとアンナ・イリナルコスの２人が、卒業と同時に 2006 年に設立したデザインデュオ。
プロダクトデザイン、インテリアデザインを手がける。スウェーデン、イタリア、ドイツ、スペイン等の企業にデザインを提供。廃棄物であった引き出しを寄せ集めたサイドボードDecade は 2007 年のヤングスウェーデンデザインに選出され、ロンドンや東京でも展示された。
近年の代表作は、ノーベル医学賞を選出するカロリンスカ病院にあるアストリッド・リンドグレーン子供病院内のインテリア。2012年には日本の保育園「もみの木保育園太子堂」のインテリアデザインも手掛けて反響を呼んでいる。

■デザインの特徴
ポエティックで遊び心のあり、女性らしさを表現したデザインが特徴。ボタンからインスピレーションを得たテーブルや、チュールや飾りチェーン付きの照明、屋根型の本立てなど、シンプルなデザインに独自のかわいらしいテイストが加わったスタイルには定評がある。

■主なクライアント
Casamania（イタリアの家具デザイン)
David Design（スウェーデンのプロダクトデザイン）
Decor Maison（スウェーデンのタペストリーデザイン）
Design House Stockholm（スウェーデンのプロダクトデザイン）
Karl Andersson & Söner（スウェーデンの家具デザイン）
Stiftelsen för Astrid Lindgrens Barnsjukhus（リンドグレーン子供病院）

■受賞歴
Decades (Young Swedish Design Award, 2007)